こんにちは、花です!
今回はおすすめの本を紹介したいと思います♩
- 温かく前向きな気持ちになりたい方
- 生きることの意味を考えている方
- 人との関係に悩んでいる方
今回紹介する本は私が学生時代から人気があった本なのですが、ミステリー小説ばかり読んでいた私は当時あまり興味が持てずに読んだことがありませんでした。
ということで、アラサーになった最近になって初めて読んでみたのですが、子どもから大人まで楽しめてとても前向きな気持ちになれる本だったので紹介します!
\それがこちら/
今回は生きることに前向きになれる小説『カラフル』を紹介します♩
『カラフル』ってどんな本?
基本情報
- タイトル:カラフル
- 著者 :森絵都
- 出版社 :文藝春秋
- 発売日 :2007/9/10
- ページ数: 272ページ
「おめでとうございます! 抽選にあたりました! 」
生前の罪により輪廻のサイクルからはずされたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、 再挑戦のチャンスを得た。 自殺を図った中学三年生の少年、小林真の体にホームステイし、 自分の罪を思い出さなければならないのだ。 ガイド役の天使のプラプラによると、父親は利己的で母親は不倫しており、兄の満は無神経な意地悪男らしい。 学校に行ってみると友達がいなかったらしい真に話しかけてくるのは変なチビ女だけ。 絵を描くのが好きだった真は美術室に通いつめていた。 ぼくが真として過ごすうちに、しだいに家族やクラスメイトとの距離が変っていく。
モノクロームだった周囲のイメージが、様々な色で満ちてくるー。
高校生が選んだ読みたい文庫ナンバー1。
実写映画、アニメ化。
累計100万部突破の大人も泣ける傑作青春小説!
森絵都さんってどんな人?
童文学から一般向け小説まで幅広く活躍されており、子どもから大人まで楽しめる作風のため、世代を超えて愛されています。読みやすいシンプルなストーリーが魅力の作家さんです♩
今回紹介している『カラフル』も非常に有名な作品ですが、その他の代表作として『風に舞いあがるビニールシート 』『みかづき』などがあります。
この本の3つのおすすめポイント
1.「生」を前向きに捉えた物語
主人公は一度死んだ魂として、別の少年の体を借りて人生をやり直します。最初は全てに投げやりだった彼ですが、さまざまな経験を通して「生きること」の意味を考えていきます。
読後は「生きるっていいかも」「もう少し人生頑張ろう」と前向きな気持ちになれる、優しくて温かい余韻が残ります。
2.人生について考えるきっかけになる
別の少年の人生を通して、家族の問題や友人との関係を客観的に見つめることになります。そうして客観視することで普段は気づけなかった「大切なこと」や「人生の意味」を考えていきます。
そうして主人公と同じように、私たち読み手側も「自分はどう生きたい?」「何を大切にして生きたい?」と自分の人生の在り方や人間関係について振り返るきっかけになります。
3.子どもから大人まで楽しめる
この本は青春小説という括りではあるものの、大人が読んでも心に響く内容になっています。
思春期の悩みや家族との関係など、誰もが一度は経験する問題が描かれていることで、若い世代だけでなく、親世代やもっと年齢を重ねた人にも刺さる作品だと感じました。
まとめ
今回は子どもから大人まで楽しめる、前向きな気持ちになれる小説『カラフル』を紹介しました♩
「人生は悪いことばかりじゃないな」と感じられるような、優しく温かい読後感が残ります。アラサーになって初めて読んでみましたが、大人が読んでも深く心に残る作品でした。
引きこまれるストーリーに加えてページ数もそんなに多くないので、普段あまり本を読まない方にもおすすめですよ♩
気になった方はぜひ読んでみてくださいね♩
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